CAREER STORY #工藤 好洋

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常にエンジニアと一体となって難局を乗り越える。
空飛ぶクルマが普通になる世界を、自分で手掛けたい。

工藤 好洋 エアモビリティ事業部 PM補佐
一橋大学商学部卒業。総合商社にてタイ、ミャンマーにおける発電所建設のプロジェクトマネジメントに従事。エンジニアリングから調達、建設までを一貫して取り纏める役割を担う。その後総合広告代理店での新規事業開発、プランナーを経て2020年6月よりSkyDriveに参画。PM補佐として機体開発全般や認証・官庁調整等、エンジニアリング機能が横断的に関わる活動のマネジメントを行う。

メンバーとのコミュニケーションから埋もれている問題を拾い、
明らかにしていくのが自分の役割

− 現在どのような業務をしていますか?
主にPMO(プロジェクト・マネジメント・オフィス)で、PM補佐をしています。

− PMOとはどのような仕事ですか?
一般的にPMOとは、組織において個々のプロジェクトマネジメントの支援を横断的に行う部門として定義されているようですが、実体はわかりにくいですよね。
私が実際に行っている業務としては、様々なエンジニアリングの開発機能(構造・電装など)を横断して推進するプロジェクトの取りまとめをしています。
例えば、国土交通省から機体を飛行させるために必要な型式証明、耐空証明などの許認可を取得するために必要なドキュメント、手続きの取りまとめと国土交通省との調整がその一つです。

− 業務でどんなことが大変ですか?
上述のような型式証明取得に向けた活動で言えば、私たちが開発しているのがこれまで無かった種類の航空機ということもあり、そもそも取りまとめるドキュメント自体が決まっておらず、国土交通省と議論を重ねながら準備していかなくてはならないことです。前例がないことに取り組んでいるので、決まったことに従えばいいということはありません。
直近では屋外飛行試験に向けた飛行許可の申請なども取りまとめており、その過程でも色々な問題が出てきます。問題は大小ありますが、それが直接私の担当ではなくても、飛行許可を得るという目的の上では私に関係するので、それを全部拾って自分で解決できるものは自分でやる。エンジニアの方に協力してもらわないと解決できない問題もたくさんあるので、常にエンジニアと一体となって難局を乗り越えています。

− 仕事の上で大事にしていることはありますか?
少しでも違和感のある件については、関係者と会話することです。複数人集めてMTGすることもあれば、個別に状況を聞いたりすることもあります。そこから問題を拾って、更にコミュニケーションをとるということを大事にしています。もし問題が見つかったら、一人だけから情報を聞くのではなく、多くの人から情報をもらって複眼的に問題を捉えるように意識しています。

− PMO以外の業務はありますか?
細かい業務は色々あります。直接の業務ではないのですが、PMOの業務をよりスムーズに行うため、航空法などのレギュレーションや機体に関する技術的なことは常に勉強しながら、キャッチアップをしています。また、製造拠点では特に用事がなくても所内をうろうろして、エンジニアの方々と会話をして色々なことを教えてもらったり、今何が心配かを聞いたり、時にはただ雑談をしたりするように意識しています。そういうことから重要な問題に気づかせてもらったり、仕事のヒントを得たりすることがあります。

やりがいは、自分の手でどんどん改善できるところ

−どんなことがやりがいに感じますか?
エンジニア、事業開発サイドなどあらゆる人たちとコミュニケーションを取っているので、全体感がわかった上で、全員の状況を把握しながら目標に向かってプロジェクトを進められます。大企業にいると、局所的な仕事が多く、全体感を把握できないことがあると思いますが、SkyDriveではそのようなことがないので、納得感と責任を持って仕事ができます。

あとは、自分が違和感を感じることについては自分で声をあげて改善していけるところは、やりがいがあると感じます。
何かやりたいというと社長が「いいですね、よろしく」と言ってくれるので(笑)、自分がやることになる。自分の手でどんどん改善できるところが気持ちいいです。

タイ、ミャンマーの発電所建設でのプロジェクトマネジメント、
スペースポートシティ構想プロジェクトなど幅広く経験

− 今までのキャリアについて教えてください。
新卒で総合商社に入社しました。タイとミャンマーでの発電所建設のプロジェクトマネジメントを7年間経験しました。
現場は大きいものでは1000人規模。欧米のパートナー企業と共にプロジェクトを進めていきます。
私はプロジェクト責任者としてクライアント、パートナー企業との交渉・調整や進捗管理、現地エンジニア・スタッフの取りまとめ、工事業者や様々な機器サプライヤーへの発注、機器の輸送、現地法人の立ち上げ、保険付保、入出金、予決算報告…などなど、何でもやりました。

− その頃の経験が今に生きてそうですね。
はい。私の中ではプロジェクトマネジメントは「何でもやること」です笑
今も、ゴールに向かう過程で出てくる問題は、自分の役割であってもそうでなくても必ず自分が拾って解決までの道筋をつけようと思っています。

−次のキャリアへのステップはどのように決めましたか?
発電所建設の仕事は、できるだけ仕様書の通りに作ることが求められていました。その過程はとてもチャレンジングで素晴らしい経験ができましたが、今度は「自分がいたからこそこれが生まれた」と思えるものを作りたいと思い、広告代理店の電通でマーケティング職に挑戦することにしました。

− 電通ではどのような仕事をしましたか?
主に新規事業の開発と、プランナーとして通信事業者、金融系企業のマーケティング戦略の立案などを行っていました。
特に、宇宙港のコンセプトを作るプロジェクトで「スペースポートシティ構想」を担当したことが印象に残っています。スペースポート(宇宙港)とは、宇宙へ行くための港のことです。このプロジェクトでは、スペースポートがどんな場所で、その周辺でどんな体験ができると良いかを想像するワークショップを設計・運営し、その結果をまとめてクリエイティブに落とすという役割を担っていました。このプロジェクトを通して、スペースポートが単なるスペースシャトルの離発着上ではなく、スペースポート内やその周辺で様々な産業が興っていき、スペースポートを中心とした街ができていくのではないか、という構想を描きました。それによって多くの企業や組織に「宇宙ビジネスは裾野が広く、我々にも関係のあることなんだ」と自分事化してもらうことを意図したもので、とても意義深い取り組みでした。

とにかく、いろんな経験ができましたね。

趣味はミュージカル鑑賞。持って帰れないところが魅力。

− 趣味など好きなことはありますか?
趣味はミュージカル鑑賞です。年に数回はNYかロンドンまで行って観るくらい好きです。
最初は、なぜ突然歌い出すんだ?という疑問もあり、それほど興味はありませんでしたが、初めてロンドンで観た「Wicked」で一気に好きになりました。
大人数が一気に出てきて歌にダンスに大盛り上がりする曲が入っているミュージカルが好きで、例えば「Kinky Boots」はブロードウェイ・日本で通算で4回観たくらい好きです。

− ミュージカルのどんなところが好きですか?
持って帰れないところが好きです。加えて、あの中に自分も入りたい、といつも思います。映画ではその世界の中に入ることは無理ですが、ミュージカルはその場に人がいて、その場で起こっている「リアル」じゃないですか。それに、歌においても、CDからの音源は歌詞と楽曲を伝えるのみの手段で、その歌い手が何故そんな曲を歌っているのかあまり伝わってこない。一方でミュージカルで役者が歌っている歌は、その時のストーリーやキャラクター設定がある上で、感情表現する手段として成立している。そこが素晴らしいと思います。

様々なバックグラウンドを持つ人たちのキャリアや才能の活かし方が、ここにはある

入社しようと思ったきっかけは何ですか?
スペースポートシティ構想プロジェクトが楽しく、宇宙に興味を持ちました。宇宙でなくとも、そのような夢のある仕事が本気でやりたいと思っていました。電通では複数の案件を担当させていただき、様々な楽しい経験をさせていただいた一方で、一つの事業に両足をつっこんで取り組むことができたら、と思っているところでSkyDriveのことを知り、入社を決めました。

− SkyDriveでやりたいことはありましたか?
スタートアップなら、なんでもやるんだろうなと思っていて(笑)、これができないなら入社したくない、といったことはありませんでした。
「空飛ぶクルマ」という夢のある仕事ですし、今ないビジネスを作るわけですから、何でもやりますという思いでいました。
それに、前職でも必要なことは何でもやってきたという経験がありましたので、どんな仕事をやるんだろうという不安は特になかったです。今は入社3ヶ月(2020年8月末時点)で、何とか環境には慣れてきましたが、把握しておかなければならない航空法や技術の知識などが山ほどあり、勉強の毎日です。

− SkyDriveはどんなところですか?
様々なバックグラウンドを持つ人たちが集まり、「空飛ぶクルマ」という一つの目的に向かっているわけですが、それぞれのキャリアや才能の活かし方が、ここにはあると思います。

あとは、役職関係なく、ざっくばらんに意見を言い合えるところですかね。社長や取締役にも気兼ねなく意見できる環境は恵まれていると思います。

空飛ぶクルマが普通になる世界を自分で手掛けたい

− この会社で成し遂げたいことはありますか?
空飛ぶクルマが普通に飛び回っている世の中をつくりたいです。そのためには単に機体をつくるだけではなく、安全性を保証する仕組みであったり、空飛ぶクルマが人の頭上を飛び回ることについての社会受容性であったりと、多くの課題がついて回ります。簡単ではありませんが、国や様々なパートナーの皆様の協力を得ながらこれらの課題を着実に解決していき、新しいものを世に送り出していけることにとてもわくわくしています。

候補者の方へ メッセージ

まだ世の中にないものをつくろうとしているので、完璧な経験を持った人は誰もいません。色々な人がいて、色々な経験の活かし方をしている会社だと思います。「必ずこういう経験を持っていないといけない」ということはありません。

とにかく人とコミュニケーションを取って、学びながら問題解決できる人が向いていると思います。

そして私にもあなたから学ばせてください!

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