CAREER STORY #菅原 雄太

  1. HOME
  2. RECRUIT
  3. CAREER STORY
  4. CAREER STORY #菅原 雄太

SkyDriveは世界一のチーム。
みんなで作り上げ、成功させ、みんなで喜ぶ。
これが最高のやりがい。

菅原 雄太 エアモビリティ部 飛行試験チーム / SD-03プロジェクトマネージャー
大学卒業後、入社前研修にて海外生活を送り、矢崎総業株式会社に入社。入社後1年間は製造実習としてワイヤーハーネスの試作工場と生産準備を経験。その後、自動車メーカーのワイヤーハーネスの開発・設計に携わり、グローバル車両の試作から量産までを手掛けた。
2017年からCARTIVATORに参画。2018年にCARTIVATORとのスポンサー交渉を進め契約を締結し、社内初のベンチャー出向者として12月から株式会社SkyDriveに出向中。

皆さんが気持ちよく納得した状態で、プロジェクトを正しい方向に進める

− 現在どのような業務をしていますか?
エアモビリティ部 飛行試験チームに所属し、今メインの仕事としては、絶賛開発中のSD-03(「空飛ぶクルマ」の機体名称)のプロジェクトをリードをしています。このプロジェクトのゴールは、SD-03の屋内有人飛行試験(※2020年8月実施)、そして、屋外無人飛行試験の世界デビューです。2020年内にSkyDriveの名を世界に知らしめるべく、飛行の成功に向けて全力を尽くしております。

SD-03の屋内有人飛行試験 動画
SD-03の屋内有人飛行試験 飛行動画

具体的には、プロジェクトのスケジュールが円滑に進むように、推進することです。飛行試験は屋外で行うため、スケジュールは特に天気に左右され、なかなか簡単に決められるものではありません。2020年今年の公開試験を控えた直前の7月は8割以上が雨だったため、最後の追い込み調整の難易度は非常に高いものでした。

全体のスケジュールを決めていくために、メンバーと調整していくのも私の仕事です。個別のMTGは極力行わず、常にミーティングしているような状態で、僕がスピーカーの役割をしていますね。些細なことでも、誰かとの会話で決まったことがあれば、僕が大きな声でみんなに共有していく、そんなイメージです。

− メンバーとどのような調整をしていますか?
例えば、現場責任者の方が機体の最終チェックを行うわけですが「雄太、もう少しここを直したい、調整したいんだ」と言われると、私は、飛行試験、構造物、電装系、機体モニターなど各担当のいる場所に走り、これをやるべきか、やるのであれば改修可能かをヒアリングし、スケジュール調整をした後に、全員に展開します。それが追加されたからといって、ローンチの日程を変えられるわけではないため、スケジュールの責任者として、一つ一つ慎重に議論・判断していきます。

− スムーズにいかない時もありますよね。
そうですね。皆さん、特にリーダーの方々はプロフェッショナルですから、当然ご自身の意見には自信を持っている。ただ、正解がないことが多いですから、意見が食い違った時、どう落とし所を作るか?この難易度は高いです(笑)

新しいメンバーも増えてきているので、適材適所を一番に考え、プロジェクトの体制を検討し、現場の状況について社長へ提言することもします。
僕はバランサーになって、皆さんが気持ちよく納得した状態で、開発・試験を正しい方向に進めること、それがミッションだと考えています。

− SD03プロジェクトリード以外に担当している業務はありますか?
強電担当、配線設計、配線艤装、電装品サプライヤーコントロールなど幅広く担当しています。

みんなで作り上げ、成功させて、みんなで喜ぶ。これが最高のやりがい

− やりがいはありますか?
やりがいがないことは一つもありません。個性豊かなメンバーとのコミュニケーションをとることもやりがいですし、飛行試験で計画通りうまくいった時、スケジュール通りにプロジェクトを動かせた時も。我々はモーターが回っただけでも拍手喝采が起こります。全てがやりがいです。

日々の中でも、どんな小さなことでも成功したときは、やっぱり嬉しい。
みんなで作り上げ、成功させて、みんなで喜ぶ、これが最高のやりがいですね。

重要なのは「人と人を繋ぐこと」

− キャリアについて教えてください。
子供の頃からモノづくりに興味があり、大学は情報工学科を卒業後、矢崎総業に就職しました。矢崎総業は自動車部品、ガス機器、電線、ソーラー機器、住設機器などを研究・開発・製造・販売するメーカーで、私は自動車部品の開発設計に配属されました。
やりたい仕事があって希望した、というよりは、社是である「世界とともにある企業」 「社会から必要とされる企業」に共感し、面接で「”世界とともにある菅原”  ”社会から必要とされる菅原” になります!」と宣言して入社しました(笑)

− 一番記憶に残ったプロジェクトは何でしたか?
グローバル車両のワイヤーハーネス(車両に搭載される電源供給や信号通信に利用される電線を束ねたもの)回路設計ですね。そのグローバル車両は世界で一番売れる車でフルモデルチェンジのタイミングでした。プロジェクト自体は4年。私の業務は3年半かけて一人で試作〜量産まで欧州仕様をやり切りました。

大変だったことは、あるあるですが、メーカーさんからの度重なる仕様変更の対応ですね。一つの部品が変わるだけで、ワイヤーハーネスが変わってしまうんです。例えば、メーターやオーディオの変更もありましたし、ランプのグレードやエンジン、HV仕様をグレード別/国ごとに分けたいという複雑なものもあり、それに応じてワイヤーハーネス内の構成をガラリと変えなくてはならないため、苦労したことは覚えています。

CARTIVATORを応援してもらおうと、矢崎総業 会長へ直々にプレゼンに。

− 菅原さんは矢崎総業さんから出向いただいていますよね。
はい。私はSkyDrive設立間もない頃から、出向させていただいています。
実は、それ以前にCARTIVATORに参画しておりましたので、その頃のお話からします。

2017年秋頃、矢崎総業の元同期から「空飛ぶクルマを作っている有志団体があって、面白そうだから協力してあげたら?」と教えてもらったのがきっかけでした。ワイヤーハーネスの経験や知見も十分あるし、自分も協力できるかもしれない。面白そうだし、話を聞いてみようと、CARTIVATORのHPから参画したい旨メッセージを送リました。

一番最初に電話くださったのがCARTIVATOR共同代表の福澤さん(後にSkyDrive社長)。福澤さんはトヨタ自動車出身で調達を担当していたため、取引先である矢崎総業を知っていました。当時福澤さんはスポンサーを探していたようで「矢崎総業さんが、スポンサーになってくださるんですか?!」と言われまして(笑)、個人的に協力したいだけだということを理解してもらうのに時間がかかりました。その後、晴れてCARTIVATORのメンバーになり、主に週末ボランティアなど余暇を使った活動を開始しました。

− 矢崎総業さんはSkyDriveのスポンサーになっていただいていますが、どのようなきっかけがあったのでしょうか?
2018年6月。社内の研修の一環で会長へプレゼンする機会があったんです。私は、矢崎総業にもCARTIVATORを応援してもらおうと会長にプレゼンをしまして、更に、その後の会食会ではミニチュアモデルを持ち込み、会長に熱意を伝えました。
実は、CARTIVATOR技術TOPの安藤さんにせっかくだから持っていけと言われたんですね(笑)。その時は、CARTIVATORメンバーであった大滝さんと根本さんに協力してもらって、私が住んでる近くのコンビニまでミニチュアモデルを運んでもらったことを鮮明に覚えています(笑)。
私の熱意も伝わったのか、最終的に矢崎総業役員へCARTIVATORからプレゼンする機会を頂き、その後社内調整を続け2018年12月、矢崎総業はCARTIVATORならびSkyDriveとスポンサー契約を結ぶことになりました。

− 菅原さんはどのような経緯で、SkyDriveへ出向になったのですか?
私は、役員へ「空飛ぶクルマの有志団体CARTIVATORヘ出向させてください!」と頼み込みまして、「行ってこい!」と背中を押して頂いたタイミングでSkyDriveが創業となりました。契約した2018年12月からずっとSkyDriveに出向しています。私は出向という立場ですが、SkyDriveの社員でもあるという意識を持って働いています。

多様性の融合がイノベーションに繋がる

− どんなメンバーがいますか?
多様性に溢れています。自動車関係、航空関係、家電関係、ラジコン関係、この四拍子がよく揃いましたよ。なかなかないと思います。いい感じで混じり合って、化学反応を起こした結果、有人飛行が実現できた、という感じですかね。 
主に、強電系はラジコン関係&自動車関係、弱電系は、航空関係、モニターは家電関係の人が活躍しています。各業界のいいところどりをさせてもらって、様々なハードルをどんどん乗り越えています。

人柄、個性も非常に豊かです。こんな濃いメンバーは揃わないんじゃないかな。
誰一人、薄い人はいない。インパクトがある人ばかりです。

私は「多様性の融合がイノベーションに繋がる」と考えていて、例えるなら、SkyDriveはいい意味で「柵が動物毎に分かれていない動物園」ですかね(笑)。例えば、ライオン、トラ、タカ、シャチ、アルパカ、ゴリラの間に柵がないんです。非常に恐ろしく見えますが、そんな強者同士、お互いに尊重して共同作業ができたら、今までにないものが作れそうですよね。そんなイメージです。ですから、柵という名のセクショナリズムは不要だと考えています。

− SkyDriveの良いところと悪いところを教えてください。
とにかく、仲間がいいです。日本一、いや世界一のチームだと思っています。信頼関係があるからスピード感を出して進められています。信頼がないと、無駄なレポートラインや確認の工数も増えるしスピードは出ません。このチームならこれからも、きちんとスピード感を出していけるでしょう。

悪いところは、嬉しいことに人員が増えてきているので、人と人を繋ぐ人材が不足しています。コミュニケーション力の高い方、ぜひお待ちしています(笑)

− SkyDriveで成し遂げたいことは何ですか?
今プロジェクトリードしている、SD-03の世界デビューです。現状はそれに全力をかけています。
それが終わったら、また次の目標は考えます(笑)

候補者の方へ メッセージ

−どんな人がSkyDriveに向いていると思いますか?
「空飛ぶクルマ」に情熱をかけられる人。そんな人が向いていると思います。

僕もCARTIVATORに入ってから「空飛ぶクルマ」を初めて開発しました。「空飛ぶクルマ歴」はゼロからのスタートです。そんな私も、今はこのように仕事ができていますので、経験の有無についての心配は無用です。
ただ、できるようになりたいという、圧倒的な熱量が必要です。

−最後に一言
「空飛ぶクルマ」に情熱をかけられる人、0を1に変えたい!という人に、ぜひ来ていただきたいです。お待ちしてます!

career story

SkyDriveの活動の情報はこちら