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TEAM STORIES

チームストーリー

佐藤 剛裕

カーゴドローン部 プロジェクトマネージャー

東京大学薬学部を卒業。同大学院修士課程修了後、総合系コンサルティングファームに入社し、製造業・小売業・建設業などの業界に対して、事業戦略、新規事業開発、業務改革など多岐の分野に関わるプロジェクトを遂行し、戦略立案から業務実行までのスキルを培う。案件拡大への貢献において個人表彰実績あり。2018年10月、株式会社SkyDriveに社員1号として参画。

※2021年4月11日インタビュー時点の情報です。

新しい技術や製品をゼロイチで作ること、研究開発が好きな自分にとっては、それができる環境がここにはある

物流ドローンはゼロから立ち上げたもの。この製品が完成し、世の中で使われる日が来ることを考えるとワクワクします。

− 現在どのような業務をしていますか?
現在、カーゴドローン部のプロジェクトマネージャーとして、主に、物流ドローンの事業開発のリードとプロジェクトマネジメントをしています。 まず、事業開発では物流ドローンの新規事業開発プロジェクトの立ち上げメンバーとして、見込み顧客のニーズ調査~製品/サービス内容の検討や、ビジネスモデルの設計に始まり、実際にそれを運営する体制づくりをするという事業開発の全般のリードしていました。プロジェクト立ち上げ後は、製品開発チームのプロジェクトマネジメントも行い、主に製品開発が滞ることがないよう、進捗管理や課題管理などを行い、円滑にプロジェクトが進み製品ローンチが出来るように推進しています。 また、営業部門も初期はメンバーがいない状態でしたので、全国の事業者に連絡して「物流ドローンで、一緒に実証実験をやりませんか」といういわゆる営業活動もやっていました。当初は自分たちで狙っていく営業が多かったですが、ありがたいことに、最近は問い合わせに対応して営業するケースも増えてきました。 要は、なんでもやるというのが自分の仕事な感じですね笑

− すごい仕事量とスタンスですね。他にまだ業務はありますか?笑
はい。まだあります笑。製品開発の導入トレーニング(納入顧客向け)の企画推進や、PRのプレスイベントの見せ方、雑誌の寄稿、加えて納品箱の発注などもやっています。 色々と言いましたが、現時点では製品開発のプロジェクトマネジメントがメインです。この製品をどう売っていこうと直近のことを考えつつ、もう次モデル製品の事業企画に移っているので、市場調査など他社と協業して進めています。

− 現行のフェーズもやりつつ、次フェーズの企画もしているということですが、どのようなメンバー構成でしょうか?
メンバーはカーゴドローン部にある組織で言うと、事業開発・営業で2名(自分含めて)、CS2名、営業事務1名です。 業務量に対して圧倒的に人が足りていない状態ですので、絶賛募集中です。まだやりたくてもやれていない企画が山ほどありますので、企画ができる人、スケジュールを自分で引いて自ら動ける方を渇望しています。

− どんなことがやりがいですか?
実はプロジェクトマネジメントよりも事業開発でマーケットアウトで新製品を考えるのが好きですね。今回の物流ドローンという製品は確実にニーズがあるので、マーケット規模は決して大きくないですが、やりがいはあります。何もなかったところから、この製品が完成し世の中で使われる日が来ることを考えるとワクワクします。

考えるのが好きで、物事を突き詰めていくタイプ。0⇨1で徹底的に作りたい。どうせ大変ならとことん大変なところで働いてみたい。

− どんな幼少期でしたか?
子供の頃は一つのことに集中すると、他のことが頭に入ってこないタイプでした。例えば一つのシリーズの本にはまると読み終わるまで本を読んで気づいたら深夜になってしまったり、考え事しながら帰宅している時に道の途中で書道道具を置き忘れて気づかずに帰ってきたりなどです。今も、考え事している時に話しかけられていて、「今、何か話していた?」ということがよくあります。周りからすると迷惑タイプかも笑。
もともと大学から大学院に進んで、研究も楽しくやっていたタイプで、考えるのが好きなところが特長なのかなと。だから、仕事でも一筋縄ではいかない、考える仕事が好きで、前職のコンサルティングの仕事や、今の事業開発などがはまっているのだと思います。技術メンバーには怒られますが、不具合とかが起こると心が踊り始めて、どんな問題だろう、どう解決するんだろうと考え始めてしまいます。

− 前職はどのように決めましたか?
もともと研究者になるべく、薬学部に進み修士課程まで進みました。研究が好きだったので、大学に残るか製薬企業に行くかを悩みながら就職活動していました。物事を突き詰めていくタイプだったので正直あまり視野が広くなく、就職活動をはじめて様々な仕事を見て思ったのは、「このまま研究を続けても視野が狭い人間になってしまいそうだな」という焦りでした。そんな中でコンサルティング業というものに出会って、企業の経営課題を解決するというのは、医療分野にも近いなと感じたことと、視野を広く持ち世の中のためになる仕事がしたいということを満たせると思いましたので、意を決して経営コンサルティング会社への入社を決めました。

− 前職で苦労したことなどありましたか?
入って最初はとにかく仕事の効率化、スピード、基礎スキルが不足していたので急速にスキルアップするのが大変でした。
また私の場合、自分や会社にとって新しいジャンルのプロジェクトをすることが多く、常に情報を素早くキャッチアップしてプロジェクトを前に進めていったり、マネージャーレベルになってからはプロジェクトのゴールを達成するためにどのようなアプローチをするかを考えるのに非常に苦労しながらやってきました。その中で発見した自分の弱点は、何でも自分で考えようとしてしまうところでした。大きなことを成し遂げる、自分だけでは出来ないことをやるには人に助けてもらう必要があるということを学んだと思います。その点については、繰り返しの中で克服し、今ではプロジェクトチームをまとめてゴールを達成するという仕事がいちばんやりやすいと感じるほどまでになっています。

− なぜ、コンサルティング会社をやめてSkyDriveに入社しようと思ったのでしょうか?
経営コンサルティング会社は、2012年〜2018年まで6年間在籍していました。
実はその間に、SkyDriveに入るきっかけとなった出来事がありました。それは、2017年に、福澤さん(現SkyDrive CEO)に誘われて、SkyDriveの前身であるCARTIVATORに所属したということです。
CARTIVATORはメンバーが仕事をしながら週末サークル活動的に、でも本気で空飛ぶクルマを作っていた有志団体です。私はHRリーダーの役割をしていて、異業種交流ができれば良いかなという程度で、まさか自分が空飛ぶクルマの会社に入社するとは全く想像していませんでした。
当時、コンサルティング会社では新規事業開発を担当していましたが、自分で新規事業をやったことがないのにコンサルティングしているということに正直違和感を感じ始めており、次の転職先についてベンチャーに行くか、VCでベンチャーと一緒に新規事業をやるか、大企業の新規事業開発に行くかという選択肢で悩んでいた頃でした。
そして、2018年秋にSkyDriveが設立したタイミングで、再び福澤さんに誘っていただき、社員第1号として参画することを決めました。
理由としては、自分だったらこんなに成功確率の低ことはやろうとしないが、それを福澤さんが本気でやると言ったことが大きいですね。また空飛ぶクルマや物流ドローンが本当に社会に根付いたら、SkyDriveはヒト・モノの移動にイノベーションを起こせる企業の一つになるだろう、そして人の価値観を変えるような新しいインフラ事業を生み出し、未来の社会がよりよくなるよう貢献することが出来るのではないかと思ったからです。
あとは、コンサルではなく自分の会社として事業に取り組みたいと思ったことも大きいです。

実際、SkyDriveの事業開発は、まさに未来の暮らしを変えていく仕事であり、やりがいを感じています。

− 大企業に転職しなかった理由を教えてください
大企業は0⇨1というよりは1⇨10のプロジェクトが多く、新規事業といっても世の中としては初めてではないことが多い。どうせ大変ならとことん大変なところで働いてみたいと思いました。SkyDriveは完全に0⇨1で大変なことも多いですが、確実に今はない未来を作れる。そう思っています。

SkyDriveはチャレンジな仕事に挑んでくる人が多い。フラットな組織で意見をしやすい環境

− SkyDriveではどんな組織・メンバーでしょうか?
フラットな組織で、それぞれ意見をしやすい環境です。実証実験や試験で数名で一緒に行動することも多く、一体感があると感じます。メンバー個人で見ると、新たなチャレンジな仕事に挑んでくる人が多いので、変わった人が多いイメージです。一緒にいて飽きないですね笑
いい意味で自我が強い人が多いです。やりたいことはやりたいと強くいい、それちょっと実現が難しいのでは?と思うようなことでも、本人達はできると思っている。単純にすごいな、こういう人がこの世にないものを生み出すんだろうな、と感じます。

− 拠点や住まいについて教えてください。
住民票は横浜にあり自宅もありますが、今は平日100%愛知の開発拠点にいるため社宅で生活をしています。現時点では定住は6人でエンジニアや購買など様々な業種の方々と生活していて、みんなで一緒に温浴施設に行ったり、常に和気藹藹としています。
仕事上、開発メンバーとも密にコミュニケーション取る必要があるため、愛知で生活していることがプラスになっています。

物流ドローンを建設業や災害用途などの利用促進のために、安心安全な国産ドローンを作りたい。そして、将来は物流でドローンで宅配も視野に入れたい。

− 今後、どんなキャリアを築きたいですか?
まずは何よりも新しい製品を世に出して、ちゃんと社会に根付き、目的としている顧客の生産性向上・事業継続に貢献して、結果として我々の生活の豊かさを守ることに貢献したいと考えています。
まずは、物流ドローンの建設業や災害用途などの利用促進のために、安心安全な国産ドローンを作りたいです。そして、将来は物流でドローンで宅配もできたらいいですね。これに留まらずに、新しい製品づくりや、事業づくりをリードしていける人でありたいです。

候補者の方へ メッセージ

目的に対して、自分でやり方を考えて周りを巻き込んで推進できるような人と、ぜひ一緒に働きたいと考えています。

具体的には、責任もって、自分の仕事を完遂する、広い視野で物事を考えて、今何をすべきで一歩先をみて次の手を考える、高いハードルだと一見思われることを、どうやったら最短経路で出来るか、一見難しそうなアプローチも含めて検討して選んで実行する、いいチームをつくる(例えば、仕事を任せる/任せられる信頼関係をつくる)、ポジティブシンキングをなるべく貫く。

たくさん言ってしまいましたが、今できていなくても、これからできるようになりたいであったり、賛同してくださる方にはぜひご応募いただきたいです。お待ちしております!