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TEAM STORIES

チームストーリー

R.O.

PRチーム リーダー

大学卒業後、新卒で東証プライム市場上場の音響・映像機器メーカーに就職。2年間の国内法人営業を経て、海外マーケティング部門へ異動し、海外子会社の業績管理やプロモーションツールの企画・制作に従事。2021年2月にSkyDriveへ入社し、PRを担当。

※2025年1月30日インタビュー時点の情報です。

日本のものづくりを海外に広めたい

経歴を教えてください。
米国・ペンシルベニア州で生まれ、1歳の頃、日本に帰国。その後は日本で生まれ育ちましたが、自然と異文化交流への関心が高まり、大学は外国語学部に進学しました。在学中には念願だった交換留学の機会を得て、アメリカへ再度渡航することに。新卒で音響・映像機器メーカーへ就職したのも、米国への留学期間中の、ある出来事がきっかけになりました。まだ渡米したてで新しい生活にも不慣れな時期に、大学構内にあったストリートピアノの演奏を通じて、現地の学生と親しくなることができたんです。「音楽は世界共通のエンターテイメントだ」と感じたのと同時に、このときの「日本の楽器作りの技術ってすごいね」という現地の友人の言葉が強く印象に残りました。「日本のものづくりを海外に広める仕事っていいなぁ」と憧れを抱き、「ものづくり×グローバル」というキーワードが自分のキャリアの軸だと認識するようになりました。

新卒で入社した音響・映像機器メーカーでは、国内営業を経て、希望していた海外マーケティング部門への異動が叶いましたが、同時に自分の実力不足を痛感することも。異動先では海外子会社の業績管理等を行うこととなったのですが、これまでの営業経験だけでは不十分で、経営課題の抽出や提案を行うには、もっとビジネスのことを知らなければいけないと感じました。こうして仕事の傍ら、経営学を学ぶため、大学院にも通い始めました。

SkyDriveと出会ったのは、大学院卒業間近のタイミング。大学院での経験を通じ、「変化が激しい”VUCA”な世の中では、文化的背景の異なる方とも、違いを尊重しながら答えを一緒に導き出していくような経験・スキルが重要」と実感しました。「20代のうちに異文化環境の中で、プロジェクトをリードする機会が多い環境に身を置きたい」という気持ちが増し、スタートアップでのキャリアを検討するなかで、27歳のときSkyDriveへの転職を決めました。

− スタートアップ企業のなかで、SkyDriveを転職先として選んだ理由はありますか?
前職では海外マーケティングに従事してきましたが、SkyDriveでのオファーはPRポジション。当時のSkyDriveでは、「コミュニケーション領域における課題はまだマーケティングのフェーズではなく、今取り組みたいのはコーポレートPRだ」と面接で説明を受けました。初めての職種での転職に不安な気持ちもありましたが、よく考えてみると、「誰にターゲティングして、どう届けるか」というマーケティング的思考回路はPRでも共通する考え方ですし、自分のキャリアの幅を広げる良い機会だと感じました。なにより「空飛ぶクルマ」のような、全く新しいプロダクトの開発に日々取り組むエンジニア・日本メーカーの頑張りを広く伝えていくのは、とてもやりがいのあるミッションだと感じ、SkyDriveへの入社を決意しました。

 

世界を舞台にSkyDriveの認知度・信頼性向上を目指す

− 現在のPRチームの業務について詳しく教えてください。
直近は、グローバルでのSkyDriveの認知度や信頼性の向上を目標に活動を進めています。具体的な業務は多岐にわたりますが、メディアリレーションズに関する活動だと、現状は月に5本程度のプレスリリースを発表しています。海外メディア向けの発信も強化しているので、リリースの半数程度は英語表記でも配信を行っていますね。また、当社のリリースは他社との事業連携に関する発表も多いのですが、発表においては連携先の事業者だけでなく航空局や自治体等との調整が必須となることも多いです。連携のひとつひとつに多くのステークホルダーが関わっているので、発表の内容や表現については丁寧な合意形成を心がけています。

また、展示会やカンファレンスへの出展もPRチームが携わっている活動のひとつ。国内のモビリティ関連イベントに加え、年2回ほどは海外のイベントにも参加していますが、現時点では展示会の申し込みからブース企画、実行までほぼすべてを内製で進めています。プロジェクトマネジメントのスキルが求められるタフな業務ですが、メディアとの接点創出に欠かせない機会にもなっています。

その他も経営層の取材や登壇のアレンジメントや公式SNSの更新・管理等も広報チームの業務範囲となります。SkyDriveと社会との接点を創出するチームとしていつも心を砕くのは、航空機の開発という、一般には馴染みがなく、感覚的に理解することが難しい内容をどのように表現するのか、という点。仕事を進める上での大前提として、航空業界へのキャッチアップが必要になる場面が多いと思うので、グローバルでの競合情報の収集や社内のエンジニアとの会話をいかに楽しめるか、というのは業務を推進する上で大切だと感じます

− SkyDriveでPRに携わる魅力はなんですか?
空飛ぶクルマという新しい産業においては、プレスリリースに書いた表現のひとつひとつが業界の常識やスタンダードとして参照される可能性があります。細かい言葉選びにも責任を感じる分、航空機開発という難しいトピックを自分なりに翻訳して、正しくわかりやすい情報発信ができたときや、それがニュースになったときはやりがいを感じますね。また、学生時代から目標としていた「日本メーカーを海外に広める」という活動ができていること自体も嬉しいです。

PRの仕事は「異なる立場の方々とひとつのアイデアを磨き続けて、世の中に出す」ということの連続ですが、これをスタートアップのスピード感でひたすら繰り返していくことによって、ビジネスのコアスキルが自然と培われているようにも感じています。

候補者の方へ メッセージ

空飛ぶクルマの産業は、今まさに立ち上げ期にあります。
スタンダードが確立されていない中で、国籍や出身業界など様々なバックグラウンドのメンバーと一緒にプロジェクトを進めていくことにワクワクする方、ご応募をお待ちしております!