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SkyDriveの型式証明申請をアメリカ連邦航空局が受理

SkyDriveの型式証明申請をアメリカ連邦航空局が受理

~日本の航空局の協力のもと米国での証明活動を開始~

 「空飛ぶクルマ」(※1)および「物流ドローン」を開発する株式会社SkyDrive(本社:愛知県豊田市、代表取締役CEO 福澤知浩、以下「SkyDrive」)は日本の国土交通省航空局を通じて、アメリカ連邦航空局(Federal Aviation Administration、以下「FAA」)に「空飛ぶクルマ」の型式証明(※2)申請を行い、4月29日に本申請が受理されたことをお知らせします。型式証明の審査対象は、「SKYDRIVE(SD-05型)」です。

■ 米国での活動について 
 当社は創業当初より、日本の自動車産業のように、日本発かつ世界中で多くの方々に愛されるモビリティを世の中に届けることを目標にしております。米国での運航開始に向けては、2023年に米国子会社を設立し、現地の顧客とともにユースケースの開発を行ってまいりました。

 航空機を商用運航するにあたっては、各国の民間航空当局の規制に従い、適切な認可を受ける必要があります。この度、日本の国土交通省航空局のご協力を得て、アメリカ連邦航空局への型式証明申請を行い、米国での型式証明活動が本格始動いたしました。世界的基準の一つともいえるFAAの型式証明の取得を目指し、今後も日本製ならではの安心安全・快適さ・耐久性を追及した機体開発を進めてまいります。

■ 今後のスケジュールについて
 当社は、2025年日本国際博覧会(以下「大阪・関西万博」)にて、空飛ぶクルマの2地点間での運航事業者に選定されております。会場にて当社の空飛ぶクルマ「SKYDRIVE」が飛行する姿を多くの来場者の皆様に見ていただけるよう、引き続き開発に邁進してまいります。2025年の大阪・関西万博では、航空局の許可を得てデモフライトを行う予定です。2026年以降に日本での型式証明の取得と商用運航の開始、その後米国での型式証明取得というスケジュールを目標に進めてまいります。

■株式会社SkyDrive 代表取締役CEO 福澤 知浩 コメント 
 当社の開発チームはこれまで、機体の開発と型式証明の認証活動を並行して進めてまいりました。この度、国土交通省航空局の皆さまにお力添えいただいてFAAの型式証明を申請し、日米同時に型式証明活動が進められること、大変ありがたく思っております。すでに複数のeVTOLの認証活動が始まっているFAAと、これまで一緒に歩んでいただいた日本の航空局と密に連携し、当社の空飛ぶクルマ「SKYDRIVE」が世界中の皆さんの”日常的な移動”となる未来を目指してまいります。

※1  空飛ぶクルマとは:電動化、自動化といった航空技術や垂直離着陸などの運航形態によって実現される、利用しやすく持続可能な次世代の空の移動手段です。諸外国では、Advanced Air Mobility(AAM)や Urban Air Mobility(UAM)と呼ばれています。

引用元:国土交通省(令和5年3月付) https://www.mlit.go.jp/common/001598463.pdf

※2 型式証明とは:型式証明とは、国土交通省が航空法に基づき、新たに開発された航空機について、その型式ごとに設計、構造、強度、性能などが所要の安全基準及び環境基準に適合していることを証明するもの。この証明のためには強度試験や飛行試験など、各種審査が行われる。

本件に関するお問い合わせ
株式会社SkyDrive 広報
https://skydrive2020.com/contact

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