「100年に一度のモビリティ革命を牽引する」をミッションに掲げ、「空飛ぶクルマ」(※1)と「物流ドローン」を開発する、株式会社SkyDrive(本社:東京都新宿区、代表取締役CEO 福澤知浩、以下「当社」)は、本日、2021年3月27日(土)に、2025年に開催される大阪・関西万博(※2)に向けて、当社の「空飛ぶクルマ」の実機と開発現場を視察されるべく、井上信治国際博覧会担当大臣が来社されたことをお知らせいたします。
■井上大臣来社時の様子
当日は、2020年8月に世界初公開飛行を実現させた空飛ぶクルマの試作機「SD-03」に試乗頂いた後、開発拠点の一つである豊田テストフィールドの屋内飛行試験場、屋外飛行試験場、開発現場を視察頂きました。視察時には、井上大臣から「飛行試験場の確保や国産部品調達など、開発の難しさについて理解しました。国として必ず実現したい事なので、ぜひ協力したい。安全に十分に注意して頑張って欲しい」と、当社や「空飛ぶクルマ」の実用化への期待のお言葉をいただきました。
■今後の『空飛ぶクルマ』の開発・展開について
2018年12月、「空の移動革命に向けた官民協議会」(経済産業省、国土交通省が共同事務局)においてロードマップがとりまとめられ(※3)、「空飛ぶクルマ」は、都市交通、観光、医療や災害対策など、幅広い分野での利活用が見込まれる新たな産業、サービスと期待されており、2023年度からの実用化の実現を目指し、取組みが行われています。
大阪でも「空飛ぶクルマ」の実用化が期待されており、大阪を舞台に、空飛ぶクルマの社会実装に向けた動きを加速するために、2020年11月には、具体的かつ実践的な協議・活動の核となる「空の移動革命社会実装大阪ラウンドテーブル」(事務局:大阪府)が設立されました。(※4)
当社は、引き続き、2025年の大阪・関西万博を見据え、まずは2023年度の大阪湾岸での事業開始を一つのマイルストーンとし、各ステークホルダーと連携しながら、期待に沿えるよう開発を推進して参ります。
※1 空飛ぶクルマとは:正式名称を「電動垂直離着陸型無操縦者航空機(eVTOL(electric vertical takeoff and landing))」と呼ばれ、電動化、完全自律の自動操縦、垂直離着陸が大きな特徴。モビリティ分野の新たな動きとして、世界各国で空飛ぶクルマの開発が進んでおり、日本においても2018年から「空の移動革命に向けた官民協議会」が開催され、都市部でのタクシーサービス、離島や山間部の新たな移動手段、災害時の救急搬送などにつながるものとして期待されている。今後は、2023年度の事業開始、2030年の本格普及に向けたロードマップ(経済産業省・国土交通省)が制定されている。
※2 公益社団法人2025年日本国際博覧会協会 https://www.expo2025.or.jp/
※3 経済産業省 「空の移動革命に向けたロードマップ https://www.meti.go.jp/press/2018/12/20181220007/20181220007_01.pdf
※4 大阪府 「空の移動革命社会実装大阪ラウンドテーブル」の設立及び設立式の開催について
http://www.pref.osaka.lg.jp/hodo/index.php?site=fumin&pageId=39770
■本件に関するお問い合わせ
株式会社SkyDrive
広報:https://skydrive2020.com/contact