日経トレンディが発表した「24年ヒット予測」の1位はドローンショー&空中QRだったように、ドローンショーは近年、最先端の次世代型エンターテイメントとして国内外で注目をされています。
しかし、実際にドローンショーを開催しようとしても、仕組みがよく分からなかったり、開催までの流れに疑問に思う方も多いでしょう。
この記事では、ドローンショーの仕組みや費用、開催までの流れ、使用される機体の種類などを紹介します。
■ドローンショーの流れ
■ドローンショーの仕組み
ドローンショーは、数百から数千機のドローンを空に同時に飛ばし、上空にイラストやロゴ、アニメーションなどを描く新しいエンタメコンテンツです。
ドローンショーで使用する1つ1つのドローンは、人が操作をするのではなく、プログラミングで制御をして自動で動く仕組みとなっています。ドローンショー本番では、そのプログラムを実行することでドローンが一斉に飛び立ち、さまざまなフォーメーションで飛行します。ドローンショーで使われるドローンはLEDライトが搭載されていることが特徴で、ほとんど色の種類の制限はなく、さまざまなアニメーションを演出することができます。
また、ドローンが自動で動くため、飛行中の人的操縦ミスによる衝突事故のリスクはほとんどありません。日本では安全性への配慮から、ドローンのバッテリー残量に余裕をもたせて運用しているため、ドローンショーの持続時間は約10~15分程度で終了します。
■ドローンショーで表現できるアニメーションやロゴは?
ドローンショーで表現できるアニメーションやロゴは、使用するドローンの台数によって表現できる幅が変動します。会場の環境やお客さまが表現したいコンテンツのご要望をいただければ、それに応じたドローンの台数をご提案いたします。
これまでに、ドローンショーで表現されたアニメーションやデザインには次のようなものがあります。
・雪や花、動物などのイラスト ・ディズニーやポケモンなどのキャラクター ・企業のロゴや伝えたいメッセージ ・QR
アニメーションやロゴは自由に決められるため、企業のキャラクターやロゴを上空に映し出すことで、見ている人へのアピールが可能となり、高い広告効果が得られます。そのため、ドローンショーは、テーマや目的を決め、より多くの人にサービスや特徴を認知してもらうきっかけになるイベントとして活用したい企業におすすめです。
特に、QRは見ている人が実際にスマホで読み取りできるため、企業などの宣伝や集客につながる有効な手段としてこれからも活用の機会が増えていくでしょう。
■ドローンショーに使うドローンは?
ドローンショーに使われるドローンはメーカーごとに特徴があり、日本国内以外に中国や韓国の会社のものが使われる傾向があります。
SkyDriveでは、2024年10月にギネス世界記録を更新した、世界最高峰の機体「DAMODA V3」を日本で初導入してドローンショーに使用しています。
「DAMODA V3」を使用したショーの実例
「DAMODA V3」の機体を使用したドローンショーでは、より鮮明で滑らかな描写が可能な他、専用ケースからドローンを出さずそのまま離発着できるので、準備と後片付けの時間が大幅に短縮されます。
■ドローンショーにかかる費用の相場は?
ドローンショーにかかる費用の相場は、基本的に使用する機体数によって変わる他、演出内容や使用できる会場の場所、開催する期間などでも異なる場合があります。また、ドローンショーを開催するためには、必要なドローンを揃えることだけでなく、アニメーション制作や場所の確保、イベントの案内、当日目視をする人の人件費などにも費用がかかります。
このため、最初に相場を確かめた後に依頼予定の会社と相談・見積もりをすることで、最適な提案を選びやすくなります。
SkyDriveでは、お客さまのご予算に合わせたご提案をしますので、まずは少しでもご興味がありましたら、お気軽にお問い合わせください。
■ドローンショーの流れ
ドローンショーを開催するまでの流れでは以下のステップがあり、手順を確かめておく必要があります。
SkyDriveは、お問い合わせから本番まで最短2カ月から実施が可能です。
ドローンショーを依頼する会社が決定したら、公式ホームページのフォームに必要事項を入力して送信します。その後は初回ミーティングが行われ、ロケハンで希望する場所で開催できるか調査します。調査の内容は、広さ、電波の送受信の環境等で、実施が困難と判断された場合は、別の場所を選定する必要があります。
SkyDriveでのアニメーション作成にはおおよそ1カ月間程度かかります。アニメーションの作成時には、お客さまへ入れたいイラストや文字、ストーリーなどをしっかりとヒアリングをするため、依頼者が表現したい内容をドローンショーに反映することが可能です。また、ドローンショーを実施するためには航空局に飛行許可申請を行う必要があり、許可が出るまでに2週間~1カ月程度要するため、SkyDriveではアニメーション作成と飛行許可申請を並行して行っております。
アニメーション制作風景
SkyDriveでは、アニメーション完成後にSkyDriveの拠点で事前のリハーサルを行うことでドローンの動きが正常であるかどうかを確かめます。確認が完了した後、実際の現場で再度リハーサルを行い、本番当日を迎えます。
■まとめ
本記事では、ドローンショーの仕組み、表現できるアニメーション、使用するドローン、費用などについて紹介しました。
実際にドローンショーを開催するまでには、最短2カ月以上の準備期間が必要とされています。準備期間中に必要な航空局への飛行申請などは、SkyDriveで実施することが可能なため専門的な知識は不要なことに加え、アニメーションについてもしっかりとヒアリングを行ってから制作をするため、仕組みや知識を理解していなくても安心してドローンショーを開催することができます。
本記事を参考にしていただき、ぜひドローンショーをご検討ください!