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【空飛ぶクルマ事業性調査】94%以上が「空飛ぶクルマに乗りたい」と回答、2025 年社会実装への期待高まる。

【空飛ぶクルマ事業性調査】94%以上が「空飛ぶクルマに乗りたい」と回答、2025 年社会実装への期待高まる。

「空飛ぶクルマ」(※1)および「物流ドローン」を開発する株式会社SkyDrive(本社:東京都新宿区、代表取締役CEO 福澤知浩、以下「SkyDrive」)は、大阪ベイエリアでのエアタクシーサービスの実現を目指し、株式会社大林組(本社:東京都港区、代表取締役社長:蓮輪賢治)、関西電力株式会社(本店:大阪府大阪市、取締役代表執行役社長:森本孝)、近鉄グループホールディングス株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:小倉 敏秀)、東京海上日動火災保険株式会社(本店:東京都千代田区、取締役社長:広瀬伸一)と共同で、「空飛ぶクルマによるエアタクシー事業性調査」を実施した事をお知らせいたします。

  • 「空飛ぶクルマによるエアタクシー事業性調査」の方法
    空飛ぶクルマの認知度ならびに社会受容度を確認し、大阪ベイエリアにおける空飛ぶクルマを活用したエアタクシーサービスの事業可能性を検証するため、以下のアンケート調査を実施しました。
実施期間 2021年10月18日~23日
調査手法 Web調査、会場調査
調査対象 (1) 大阪ベイエリア地域住民を中心とした生活者を対象に、2021年10月18日~21日に事前Web調査を実施。事前Web調査に回答いただいた方を対象に、2021年10月22日~23日に大阪港中央突堤にて、ドローンによる海上飛行の見学ならびに、天保山マーケットプレースにて空飛ぶクルマの展示機・周辺技術(ポート建設、充電・エネルギー関連等)の展示を見学いただき、会場調査を実施。

(2)2021年10月22日~23日に天保山マーケットプレースにて空飛ぶクルマの展示機・周辺技術(ポート建設、充電・エネルギー関連等)を見学いただいた当日来場者を対象に、会場調査を実施。
有効回答数N 合計316 (1)96(2)220
2021年10月22日に大阪港中央突堤にて行われたドローンによる海上飛行の見学の様子
2021年10月22日に天保山マーケットプレースにて行われた空飛ぶクルマ展示機「SD-03」と周辺技術等の展示見学の様子
2021年10月22日に天保山マーケットプレースにて行われた空飛ぶクルマ展示機「SD-03」と周辺技術等の展示見学の様子
  • 調査詳細

Q1「空飛ぶクルマ」を知っていますか
「全く知らない」が20.4%、「聞いたことがある」が50%、「知っている」が29.6%と、約80%の人が詳細は知らないが「空飛ぶクルマ」の存在を認識していた。

Q2 展示している「空飛ぶクルマ」に乗ってみたいと思いますか
「全く乗ってみたくない」は0%、「是非乗ってみたい」が65.8%、「できれば乗ってみたい」が29.1%、「あまり乗りたくない」が5.1%と、94%以上の人が「空飛ぶクルマ」に乗ることに興味を示した。

Q3 「空飛ぶクルマ」になぜ乗ってみたいのですか
※Q2で乗ってみたいと答えた方の回答
「眺めがよさそう」65.7%と、空ならではの体験への期待が一番多く、次いで「渋滞のない生活」54.7%や「移動時間の短縮」52%といった移動の利便性向上への期待が大きかった。またフリーコメントでは、「好きな時に移動できる」「離島へのアクセスが便利になる」といった日常生活を便利にするモビリティとしての期待も大きかった。

Q4「空飛ぶクルマ」になぜ乗ってみたくないのですか
※Q2で乗ってみたくないと答えた方の回答
「空飛ぶクルマ」に乗ってみたくない人は全体の約5%で、「機体」「自動操縦」「衝突」といった安全性全般に対する不安が大きかった。

Q5「空飛ぶクルマ」のサービスを利用するにあたり、それぞれどのくらい重視しますか
トップ3は、「安全性の徹底」が95.5%、「利用しやすい料金」が86.8%、「ユーザビリティ」が77.2%と、安全性・信頼性のあるモビリティであることはもちろんのこと、料金や便利さといった観点も重要視されている。

Q6「空飛ぶクルマ」のサービスをどのような場面で利用したいですか
「遊覧飛行・レジャー」が飛びぬけて75.3%と非日常生活への期待が大きかったが、フリーコメントでは「救急医療」「山間部の生活補助」「自家用」「物流」といったコメントも多数あり、日常生活を便利にするモビリティとしてイメージする人もいた。

Q7「空飛ぶクルマ」の実現によって、それぞれの社会課題解決にどの程度期待していますか
トップ3は、「離島や山間部への物流・交通の利便性向上」が90.8%、「新しい観光事業の創出」が90.5%、「移動時間への削減」が84.4%と日常生活の利便性の向上や地域活性化のための新ビジネスとしての期待も大きかった。

本プレスリリースでは調査結果の一部を公開しております。今後、2025年の大阪ベイエリアでのエアタクシーサービスの実現に向けて、本調査結果を空の移動革命社会実装大阪ラウンドテーブル(※2)にて共有し、空飛ぶクルマの機体開発と事業開発にフィードバックして参ります。また、今回の実証実験実施に至っては、大阪市港区に本社を構える間口ホールディングス株式会社と一般社団法人港まちづくり協議会大阪に運営サポート等をしていただき、地域への理解促進にご助力いただきました。今後、地域住民や地元企業、及び周辺各種団体等の理解促進のため、安全性の向上ならびに社会受容度を高める活動を推進して参ります。

※1 空飛ぶクルマとは:正式名称を「電動垂直離着陸型無操縦者航空機(eVTOL(electric vertical takeoff and landing))」と呼ばれ、電動化、完全自律の自動操縦、垂直離着陸が大きな特徴。モビリティ分野の新たな動きとして、世界各国で空飛ぶクルマの開発が進んでおり、日本においても2018年から「空の移動革命に向けた官民協議会」が開催され、都市部でのタクシーサービス、離島や山間部の新たな移動手段、災害時の救急搬送などにつながるものとして期待されている。日本では、2023年頃の事業開始、2030年の本格普及に向けたロードマップ(経済産業省・国土交通省)が制定されている。

※2 大阪ラウンドテーブルに関する関連プレスリリース:https://skydrive2020.com/archives/4607

※3 本調査に関する関連プレスリリース:https://skydrive2020.com/archives/6900

※4 大阪府・大阪市との連携協定に関する関連プレスリリース:https://skydrive2020.com/archives/7012

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